きょうの垂井

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インタビュー

2021.04.01

都会の喧騒の中で仕事をして週末は垂井の自然を感じてリセット
いつかこの自然を活かした事業がしたい

PROFILE

名前
小野広樹さん
出身地
東京都/10年前に垂井町へ移住

Webコンサルティング&デザイン会社「wave」代表
猫派だったはずが、現在愛犬となったナツメちゃんと出会い犬派に転身
趣味はアマチュア無線、YouTube配信、ハイキング

特別な場所 垂井

生まれ育った東京から、母方の実家がある垂井町へ移住して10年以上が経つ小野さん。小学生の頃から中学校を卒業するまで、夏休みのたびにおじいちゃんの家へ遊びに来ていたという。おじいちゃんに、明神湖や不破の滝など、都会では味わえない自然を感じられるところへ連れて行ってもらったことが、何よりの思い出で、自然が広がる垂井は、小野さんにとって特別な場所になったそう。

移住を決意させた、おじいちゃんの言葉

東京で出版の仕事に就いていた頃、都会にずっと住むのは嫌だなと漠然と考えていた、そんな折に、「家を継ぐ子どもがいないから、家業を畳んだら老人ホームに入るしかないかな」という祖父の言葉が耳に入った。「自分が近くにいたら、おじいちゃんやおばあちゃんは家で暮らせるのかもしれない」「田舎暮らしがしたい」この二つの思いが重なり、25歳で垂井へ移り住むことを決めた。

バランスのいい田舎、ここにずっと住みたい

Webコンサルタントの会社を経営している小野さん。垂井から、仕事の拠点である大垣市へはもちろんのこと、東京や大阪へのアクセスが良く、交通だけではなく生活の不便さはまったく感じないという。「平日は、東京のビルに囲まれたところで仕事して、週末は垂井の北部の林道に入って四駆の車で走ったり、無線を持って南宮山に登ったり。それが息抜きになって、オンオフの切り替えがうまくできます。都会での仕事と田舎でのプライベートを、垂井が繋げてくれている、そんなイメージですね。これが主要な駅まで1~2時間もかかるような山奥だと話は別で、垂井は町内のどの地域に住んでも、駅へも、ハイキングをする山へも車があれば10分程度で行けて、バランスがすごくいい。東京で仕事もしているし、親も兄弟も都内に住んでいるので年に何回か帰省することがありますが、“僕の家”と感じるのは垂井だし、これからもずっとここに住み続けます。心からそう思っています。」

垂井で抱く夢、そして恩返し

そんな小野さんには、垂井でこれから叶えていきたい夢がある。「自然に囲まれたこの場所だからできることに、経営者として挑戦したいと思っています。例えばキャンプ場やドッグカフェを垂井で作りたい。自分が好きなこと、やりたいことを実現するためには、まず思うこと、言い続けること、そして自分の行動が伴えば叶うと思っているので、今の仕事を頑張って、次のステップに進んでいきたい。それが垂井の新たな魅力に繋がれば、移住を決意させてくれた「垂井町」への恩返しにもなるかなと思います。」

My favorite spot

相川沿いのドッグラン
一年ほど前、愛犬のナツメちゃんを知り合いから譲り受けたことで、生活に変化が起きた。「車に乗っていたら通らないような小径を散歩したり、歩いて行ける範囲の垂井を知ることができるのはナツメのおかげ」と小野さん。休みの日はこのドッグランをよく利用しているそう。「この規模で無料は本当にすごいですよ。愛知や三重から来る人も多いです。夏場は閉まっているので、秋になって開放されるのを心待ちにしています。」ドッグランに続く坂を下るだけでウキウキしてテンションが上がるのが分かるぐらい、ナツメちゃんにとってもお気に入りの場所。

小型犬用606㎡、大型犬用1506㎡の広さを誇る相川の河川敷のドッグランは、川が増水しやすい出水期を除く11月上旬〜5月下旬のみ無料で開放されている。

インタビュー動画